
世界最高峰の料理コンクールと言われている「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」。来年1月にフランスで開催されるこの大会の日本代表である石井友之氏、同大会の歴代日本代表である浜田統之氏と高山英紀氏によるガラパーティーが銀座「アルジェント」で開催された。
「鳥取和牛を味わう美食の饗宴」と題されたこのパーティーでは、鳥取県が誇る「鳥取和牛」の中でも、口溶けのよいオレイン酸を55%以上含む最高峰ブランド「鳥取和牛オレイン55」を使用。前述のシェフたちが集結してスペシャルコースに仕立てた。アミューズからメインに至る5品すべてに、何らかの形で鳥取和牛が関わるという異色のこのコースでは、鳥取和牛の魅力を多面的に表現。タルタルや薄切り、塊に加え、骨からとったスープという具合の多彩な味わいにゲストは驚き、また楽しんだ。
とりわけ、石井氏がボキューズ・ドールの国内予選で優勝した際に作った品「鳥取和牛×ボキューズドール」は、コンクールさながら、大きな銀のプラッターにメインと付合せを美しく盛り付けて登場。会場が一気に盛り上がり、かつ、その後取り分けられた料理の味にもゲストたちは大満足。皆からの「おいしい」の声は、本戦に向かう石井氏への最大のエールになった。
なお「アルジェント」では、11月20日まで、「鳥取和牛オレイン55」と秋の素材を盛り込んだコースを提供する「鳥取和牛フェア」を開催中だ。
●鳥取県