究極のスポーツ性と快適性の融合を実現

ポルシェから新しく誕生する、911、ボクスター/ケイマン、カイエンに続く第4のモデルレンジ、「パナメーラ」が注目を集めている。この新しい4ドア、4シーターのグランツーリスモは、“ラグジュアリーサルーンの極上の快適性”と、“ポルシェならではのスポーツ性能”を融合した、今までにないスポーティーなプレミアムカーだ。そのスポーツ性と優れた快適性を実現させるために、ラグジュアリーパフォーマンスクラスでは初となる革新的技術が5つ採用されている。例えば、オートマチックトランスミッションと初めて組み合わされるオートスタート/ストップ機能、オンデマンド制御によって空気の量を調節できるようにしたエアサスペンション、およびアクティブエアロダイナミクスを実現するマルチステージ式の可変リアスポイラー(パナメーラ ターボに搭載)などである。
3つのバリエーションを揃えて登場

ラインナップは、パナメーラS、パナメーラ4S、パナメーラターボの3ライン。
パナメーラS・パナメーラ4Sは、4.8リッターのV8エンジン(400ps)を、上級モデルとなるパナメーラターボにも同ターボエンジン(500P)を搭載しており、トランスミッションは、すべてのモデルで2ペダルMTとなるPDKが標準で備わる。各モデルの0-100km/h加速タイムは、パナメーラSが5.4秒(最高速度 283km/h)、パナメーラ4Sが5.0秒(最高速度 282km/h)、パナメーラターボは4.2秒(最高速度は303km/h)となっている。
一方、燃料消費量(EU総合)はパナメーラSが10.8リッター/100km・CO2排出量 253g/km、パナメーラ4Sが11.1リッター/100km・CO2排出量 260g/km、パナメーラターボが12.2リッター/100km・CO2排出量 286g/kmとなっており、燃費効率や環境にも配慮した仕様である。
また6気筒エンジン、ハイブリッドといったバリエーションも増えていく予定だ。
優れたインテリアデザインと走行快適性

独創的なボディデザインと巧みなインテリアコンセプト、豪華な内装も、パナメーラの誇るべき点だ。全長4.97m、全高わずか1.42mというポルシェらしい低くスリムなシルエットにもかかわらず、パナメーラは4名の乗員が余裕を持ってくつろげる広さの室内空間を生み出している。
ダッシュボードからリアシートまで延びるセンターコンソールを備えた室内は、4つの全てのシートにおいて乗員各自の雰囲気とスタイルを重視しながら、これまでにない空間のゆとりと走る愉しさを感じさせてくれる。ドライバーのシートとコックピットは、最適なエルゴノミクスを実現するとともに、低い着座位置により地面を這うようなポルシェ独自の走行感覚を味うことができ、また、助手席やリアシートの乗員にも、セパレートタイプのシートによる卓越した快適性が提供されるという全ての乗員に心地の良い室内空間となっている。
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